留年した。どうしよう?って感じたときに、少しだけでも参考してほしいこと。

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こんにちは!

シグマプラス講師の「はんぞう」です。

本日は、薬学部の進級試験・卒業試験対策シリーズをお伝えしていきます。

 

最近、お問合せで、

 

「進級留年・卒業留年が決まったけど、これから何をしてよいのかわからない」

(保護者様の場合、何をさせて良いのかわからない)

 

という相談を多くいただいております。

 

さて、進級・卒業留年が決まった時、

最初にやるべきことは

 

「自己分析」と「誰かに相談」

 

まずは、ここから。

 

最初に、定期試験、模擬試験、卒業試験の結果から

 

「どの科目・内容で点数が取れていたのか?何が弱いのか?

 

などを振り返りって、課題を抽出していきましょう。

 

とはいえ、この作業は自分自身のできない所に目を向けなければならず、

 

「精神的な負担が大きい」

 

もっと言うと、

「経済的な面や負担を考えて、薬剤師になれるの?(なっていいの?)」

 

など、「やっぱり、辛い…」という時です。

 

気持ちが前に向きそうな時に少しずつ内容を見ていきましょう。

 

抽出した課題や内容が正しいのか?などと考えていると、時間ばかり取られて、

結局何もわからないままなんてことも…。

 

そうならないように、

 

「とりあえず、思いついた事は書き出してみる!」

 

 

本当になんでもいいです。まずは書き出してみましょう!

 

・有機化学、意味わかんない。

・薬理は暗記おおすぎ。

・試験までの時間が足りない。

・レポートに追われすぎた…

 

などなど、たくさん書き出しておきましょう!

 

その次のステップは、

「だれかに相談する!!」

 

これがめちゃくちゃ大切です。

 

そもそも、テストに失敗した後は、

 

「自分自身でもう一度頑張ってみる」より、「相談にのってもらう」

 

の方が良い結果が生まれやすいです。

 

これまでの自分のやり方にミスがあり、結果がでなかった場合などを考えると、

自分だけの考えより、同じような環境にいる仲間に相談した方が良いですよね。

 

また、自己分析の際に思いついたことを書き出しておくと、

先生やアドバイザーへの相談がスムーズになりますし、

より具体的なアドバイスがもらえたりします。

 

次の勉強に向けていい滑り出しになります。

 

 

「上手い相談(情報収集)やり方」

 

 

例えば、成績が悪くて、このまま薬剤師への道を進んでよいのだろうか?と、思い、

 

「薬剤師への道はあきらめた方がいいですか?」

 

 

って相談したとします。

その時、おそらく学校の先生は

 

「そんな人、いっぱいいますよ~」

とか、

「可能性はありますが、相当の努力が必要です」

 

みたいな回答をすることが多いです。

 

否定的な意味ではなく、そう答えるよう

指示が出している学校や予備校もあります。

 

でも、質問した皆様からすると、

 

「何も情報が得られなかった」

「安心したのは気持ちだけ…」

 

またモヤモヤする…。

 

そうですよね。

 

ここは、質問の仕方を変えて

 

「私は、今●●点くらいです。」

とか、

「●●科目くらい落としました。」

 

「過去にそんな生徒を担当された先生に、相談したい!」

 

など、質問してみてはいかがでしょうか?。

「進級・合格できるか、否か」

ではなく、

「進級・合格への方法や可能性の相談」

 

こちらの方が、生徒様にとっても先生や講師にとっても有意義な話し合いになることが多いです。

 

また、熱心な大学の先生やプロの予備校講師は、

・生徒が合格に至るまでの思考や活動などの様々な変化

・モチベーションが下がった時の克服法

・同じような成績から合格にたどりついた人、たどりつかなかった人の違い

 

などを常に分析・検討しています。

 

つまり、そういった経験を持つ方に相談すると、

過去の生徒様で上手く行った事例、上手く行かなかった事例、

上手く行くときの生徒の伸ばし方、上手く行かない時のフォローの仕方、

両親と生徒の適切な距離の取り方など、多くのノウハウや情報をもらえます。

 

試験に失敗したな~って思って時は

「自己分析」と「誰かに相談」

 

 

これが大切です。

プロの指導員に相談して、良い情報を集めて、次のステップへ向かって頂きたいと思います。