【進級試験対策】~昭和大学編~

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こんにちは!

本日は薬学部における進級対策に関して記載していきます。

今日は、昭和大学北海道医療大学摂南大学愛知学院大学鈴鹿医療化学大学の生徒に授業を実施しました。

 

それぞれの大学で試験内容に特色がありそうですが、

意外と

「国家試験の過去問題」

が出題されていることも多いですね。

 

シグマプラスのプロの講師だと、

「問題を見た瞬間」に「国試の過去問題」と判断できるため、

そこから、試験対策の方法を考えることが少し簡単になったりします。

*国家試験の問題を過去20年分くらいは丸暗記しています!

 

今回はその中で

 

「昭和大学」

 

の進級試験について触れていきますね。

 

昭和大学の試験内容は、「大学独自」の授業内容と

「国家試験対策」の部分が

 

凄く良い感じでバランスがとれている、

「めちゃくちゃクオリティーの高い定期試験」になっています!

 

昭和大学の薬学部の先生方ってすごいなって思います…。

 

 

しかも医療系の試験に関しては、「薬理」、「薬物治療」に加えてそこに関する「有機化学」などが

まとまって出題されるなお、「体系的」な授業になっており本当にすごい大学です。

 

一方、良い意味でも悪い意味でも生徒を悩ませているのが

 

「単位制」ではない

大学です。

 

 

「どういうこと?」と思いになる方もいらっしゃると思いますが、

一言でいうと

 

「もし留年してしまうと、合格した科目も全て翌年に受けなければならない。」

 

つまりは、

「落とした科目(単位)だけ、翌年のテストで合格すれば進級できるわけではない」のです!

 

 

ちなみに、この制度をとっている大学は日本だと、昭和大学様のみです。

これが良いのか?悪いのか?…と言われると回答に悩む部分がありますが、

 

こうやって鍛えられ、卒業できた学生は

 

「卒業したけど国家試験に受からない」

という悩みを持つ方は少ないのではないかなと思います。

 

この辺りは別の記事に記載いますが、「薬学部6年以上通ったけど、免許とれないわ」って

薬学生は年々増加しているように思います。

さてさて、そんな中、昭和大学の生徒様は別の悩みがあって、

進級ができるかどうか退学(放校)にならないか不安…と思われている生徒が多いのも事実です。

特に、

「レポートに追われて勉強できない…」

 

という所から、テスト勉強の時間が足りない。

という悪循環に陥っている方が多いように思います。

 

レポートに追われている中でも、

 

「単位を落としやすいとされている科目」

 

を中心に日々の復習を実施していくことが進級試験を乗り越えるためのコツとなります。

 

多くのケースだと、

「薬と疾病の対策」

を中心に(記述対策など)勉強しておき、

 

さらにもう1科目苦手な科目は最低限復習しておくと

試験前に時間がとれることが多いです。

 

苦手な科目が定まらない場合だと、

「有機化合物の反応」、「生体分子の化学」、

「生命活動を担う分子」、「人体の成り立ちと機能」、

「化学物質と代謝」などなど…、、、

 

、一般的に言われる

 

「有機系の科目」、「機能形態、分子生物系の科目」、「暗記・構造式系」

 

というような、学生自身が克服するために時間がかかることが多い科目から

手をつけておくと、テスト直前の期間に、その他の科目に時間を使えるメリットもあります。

 

なお、2年次の「有機化合物の反応」を過去問ベースで単位をとると、

3年次の「生体分子の化学」の化学で苦労することが多いので、

 

「過去問をやっていればとりあえず合格!というような勉強は避けたほうが良い」

 

と考えらえます。

 

日々の勉強で、全てをやり切る意思は大切ですが、時間的・体力的に難しい場合は、

ポイントや科目を絞って日々の対策を実施してみましょう!

 

それでは!


【執筆講師:はんぞう】

・元予備校講師。薬剤師国家試験での得点率は約95%。

・全国30大学以上で授業をした経験がある。

・現在は個別指導塾の講師として留年生の進級をサポートするなど活動中。

・「合格できそうにものない!将来が見えない」

という受験生に寄り添い合格へと導きたいと日々奮闘。

・担当した生徒の合格率は90%を越える。